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健康住宅づくりで押さえておくべき5つのこだわりポイントとともに、各住宅会社が使用している内装材や塗料、施工対応エリアについても紹介します。
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国産木材・
低温乾燥 自然素材の
接着剤 自然素材の
断熱材 シロアリ
対策 電磁波
対応 |
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国産木材・
低温乾燥 自然素材の
接着剤 自然素材の
断熱材 シロアリ
対策 電磁波
対応 |
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国産木材・
低温乾燥 自然素材の
接着剤 自然素材の
断熱材 シロアリ
対策 電磁波
対応 |
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国産木材・
低温乾燥 自然素材の
接着剤 自然素材の
断熱材 シロアリ
対策 電磁波
対応 |
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使用木材 | 使用木材栗駒山産の木材 乾燥方法天日乾燥・低温乾燥 低温乾燥とは?低温乾燥とは、40~70℃程度の低い炉内温度でゆっくり1週間〜10日ほどかけて木材を乾燥させる方法です。木材に含まれる含水率が安定し、反りや内部割れが少ない製材ができます。 ちなみに、木材の乾燥方法で一般的な方法は、120℃以上の温度で乾燥させる「高温乾燥」です。しかし、高温乾燥は急激に乾燥させるため、内部割れを起こす可能性が…。内部割れが起こると木のそのものの強度に影響がでます。 |
使用木材紀州産の木材 乾燥方法低温乾燥 低温乾燥とは? 低温乾燥とは、40~70℃程度の低い炉内温度でゆっくり1週間〜10日ほどかけて木材を乾燥させる方法です。木材に含まれる含水率が安定し、反りや内部割れが少ない製材ができます。 ちなみに、木材の乾燥方法で一般的な方法は、120℃以上の温度で乾燥させる「高温乾燥」です。しかし、高温乾燥は急激に乾燥させるため、内部割れを起こす可能性が…。内部割れが起こると木のそのものの強度に影響がでます。 |
使用木材紀州産の木材 乾燥方法:― 木材の乾燥方法については見当たりませんでした。 |
使用木材紀州産の木材 乾燥方法:― 木材の乾燥方法については見当たりませんでした。 |
使用接着剤 | 化学接着剤は不使用 使用のりでんぷんのり・ニカワ でんぷんのりとは?小麦粉のでんぷんが主原料。ほかにもヒノキから抽出したフィトンチッドなどの天然成分で防腐・防カビ効果を高めた自然素材ののりです。 |
木工用接着剤は不使用 使用のりニカワ ニカワのりとは?動物の皮革や骨髄から採られる糊で、主成分は、コラーゲンというたんぱく質の一種です。 |
有害物質を含むものは不使用 使用のり:― どのような糊を使用しているかは公式サイトに記載がありませんでした。 |
化学接着剤は不使用 使用のり:― どのような糊を使用しているかは公式サイトに記載がありませんでした。 |
使用断熱材 | 羊毛断熱材 ウールブレスを使用 羊毛断熱材ウールブレスとは?原材料の70%以上がウールでできており、優れた断熱性能、内部結露を防ぐ吸放出性を持っています。 |
セルローズファイバーを使用 セルローズファイバーとは?木質繊維を使用してつくられた断熱材で、新聞紙などの古紙をリサイクルした自然素材でできています。 | セルローズファイバーを使用 セルローズファイバーとは? 木質繊維を使用してつくられた断熱材で、新聞紙などの古紙をリサイクルした自然素材でできています。 | 繊維系断熱材 パーフェクトバリアを使用 パーフェクトバリアとは?リサイクルペット樹脂からつくられた断熱材です。 |
シロアリ対策 | 防蟻剤エコボロン®PRO使用 エコボロン®PRO とは?ホウ酸塩を主原料とする木材保存剤です。シロアリ駆除の施工中でもマスクをする必要がなく、揮発しない無機物「ホウ酸塩」を使用しています。これまでの防蟻防腐剤は、殺虫成分が揮発することで、白蟻や腐朽菌を攻撃するものが主流でしたが、殺虫成分が揮発してしまう為、その効果は最大5年と短いのが特徴。一方、エコボロンの主原料はホウ酸塩鉱物です。このホウ酸塩は無機物なので分解されることなく、揮発することもないので効果が長期間に渡って持続するといわれています。 | ホウ酸による駆除 ホウ酸による駆除とは?無添加計画では、無機物の「ホウ酸塩鉱物」を主原料としたホウ酸を使用。揮発・蒸発する事が無いため、体に優しく、効果も長いといわれています。 | - | - |
電磁波対策 | ○ 電磁波対策をした家作り 電磁波対策をした家作りとは?配線は極力建物外周部を通す、外壁や基礎からアースをとるなど体に悪影響を及ぼすものは遠ざけるなどの対策をしています。 | - | - | - |
内装・塗料 | 貝てき漆くいを使用 貝てき漆くいとは?ホタテの貝殻を再利用した吸湿性の高い内装材で、吸湿、消臭、抗菌、VOC吸着などの効果に優れています。体に有害な物質を使用していません。 | スペイン漆喰を使用 スペイン漆喰とは? 天然の石である石灰岩を原料とする自然素材の仕上げ材です。多孔質な為、消臭効果や高い調湿性があります。 | ルナファーザーを使用 ルナファーザーとは?1864年にドイツで生まれた天然の紙を素材とした塗装下地壁紙です。環境保護国のドイツでは、スタンダードなクロスとして使用されています。 | 珪藻土の塗り壁・越前和紙等の素材を使用 珪藻土とは?植物性プランクトン(藻)が化石化したものです。主成分はガラスと同じ珪酸質(ケイ素と酸素の化合物)。日本では珪藻土がとれる産地は80か所前後あります。 |
施工対応エリア 東京23区対応可否 |
○ 関東近県を中心に、全国に対応しています。 | ○ 埼玉県、東京都、宮城県、岐阜県、愛知県、栃木県、茨城県に対応しています。 | △ 世田谷区、大田区 神奈川県全域(相模原市北部、小田原市、南足柄市を除く)、東京都町田市、世田谷区、大田区に対応しています。 | ○ 埼玉県、東京23区・都下及び近隣県に対応しています。 |
アンビエックス
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国産木材・
低温乾燥 自然素材の
接着剤 自然素材の
断熱材 シロアリ
対策 電磁波
対応 |
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使用木材 | 使用木材栗駒山産の木材 乾燥方法天日乾燥・低温乾燥 低温乾燥とは?低温乾燥とは、40~70℃程度の低い炉内温度でゆっくり1週間〜10日ほどかけて木材を乾燥させる方法です。木材に含まれる含水率が安定し、反りや内部割れが少ない製材ができます。 ちなみに、木材の乾燥方法で一般的な方法は、120℃以上の温度で乾燥させる「高温乾燥」です。しかし、高温乾燥は急激に乾燥させるため、内部割れを起こす可能性が…。内部割れが起こると木のそのものの強度に影響がでます。 |
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使用接着剤 | 化学接着剤は使用しない 使用のりでんぷんのり・ニカワ でんぷんのりとは?小麦粉のでんぷんが主原料。ほかにもヒノキから抽出したフィトンチッドなどの天然成分で防腐・防カビ効果を高めた自然素材ののりです。 |
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使用断熱材 | 羊毛断熱材ウールブレス 羊毛断熱材ウールブレスとは?原材料の70%以上がウールでできており、優れた断熱性能、内部結露を防ぐ吸放出性を持っています。 | |
シロアリ対策 | 防蟻剤エコボロン®PRO使用 エコボロン®PRO とは?ホウ酸塩を主原料とする木材保存剤です。シロアリ駆除の施工中でもマスクをする必要がなく、揮発しない無機物「ホウ酸塩」を使用しています。これまでの防蟻防腐剤は、殺虫成分が揮発することで、白蟻や腐朽菌を攻撃するものが主流でしたが、殺虫成分が揮発してしまう為、その効果は最大5年と短いのが特徴。一方、エコボロンの主原料はホウ酸塩鉱物です。このホウ酸塩は無機物なので分解されることなく、揮発することもないので効果が長期間に渡って持続するといわれています。 | |
電磁波対策 | ○ 電磁波対策をした家作り 電磁波対策をした家作りとは?配線は極力建物外周部を通す、外壁や基礎からアースをとるなど体に悪影響を及ぼすものは遠ざけるなどの対策をしています。 | |
内装・塗料 | オリジナル開発した自然素材漆喰 貝てき漆くいとは?ホタテの貝殻を再利用した吸湿性の高い内装材で、吸湿、消臭、抗菌、VOC吸着などの効果に優れています。体に有害な物質を使用していません。 | |
施工対応エリア東京23区対応可否 | ○ 関東近県を中心に、全国に対応しています。 |
無添加計画
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国産木材・
低温乾燥 自然素材の
接着剤 自然素材の
断熱材 シロアリ
対策 電磁波
対応 |
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使用木材 | 使用木材紀州産の木材 乾燥方法低温乾燥 低温乾燥とは? 低温乾燥とは、40~70℃程度の低い炉内温度でゆっくり1週間〜10日ほどかけて木材を乾燥させる方法です。木材に含まれる含水率が安定し、反りや内部割れが少ない製材ができます。 ちなみに、木材の乾燥方法で一般的な方法は、120℃以上の温度で乾燥させる「高温乾燥」です。しかし、高温乾燥は急激に乾燥させるため、内部割れを起こす可能性が…。内部割れが起こると木のそのものの強度に影響がでます。 |
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使用接着剤 | 木工用接着剤は使用しない 使用のりニカワ ニカワのりとは?動物の皮革や骨髄から採られる糊で、主成分は、コラーゲンというたんぱく質の一種です。 |
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使用断熱材 | セルローズファイバーを使用 セルローズファイバーとは?木質繊維を使用してつくられた断熱材で、新聞紙などの古紙をリサイクルした自然素材でできています。 | |
シロアリ対策 | ホウ酸による駆除 ホウ酸による駆除とは?無添加計画では、無機物の「ホウ酸塩鉱物」を主原料としたホウ酸を使用。揮発・蒸発する事が無いため、体に優しく、効果も長いといわれています。 | |
電磁波対策 | - | |
内装・塗料 | スペイン漆喰を使用 スペイン漆喰とは? 天然の石である石灰岩を原料とする自然素材の仕上げ材です。多孔質な為、消臭効果や高い調湿性があります。 | |
施工対応エリア東京23区対応可否 | ○ 埼玉県、東京都、宮城県、岐阜県、愛知県、栃木県、茨城県に対応しています。 |
小林住宅工業
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国産木材・
低温乾燥 自然素材の
接着剤 自然素材の
断熱材 シロアリ
対策 電磁波
対応 |
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使用木材 | 使用木材紀州産の木材 乾燥方法― 木材の乾燥方法については見当たりませんでした。 |
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使用接着剤 | 有毒物質を含むものは使用しない 使用のり― どのような糊を使用しているかは公式サイトに記載がありませんでした。 |
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使用断熱材 | セルローズファイバーを使用 セルローズファイバーとは? 木質繊維を使用してつくられた断熱材で、新聞紙などの古紙をリサイクルした自然素材でできています。 | |
シロアリ対策 | - | |
電磁波対策 | - | |
内装・塗料 | ルナファーザーを使用 ルナファーザーとは?1864年にドイツで生まれた天然の紙を素材とした塗装下地壁紙です。環境保護国のドイツでは、スタンダードなクロスとして使用されています。 | |
施工対応エリア東京23区対応可否 | △ 世田谷区、大田区 神奈川県全域(相模原市北部、小田原市、南足柄市を除く)、東京都町田市、世田谷区、大田区に対応しています。 |
リソーケンセツ
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国産木材・
低温乾燥 自然素材の
接着剤 自然素材の
断熱材 シロアリ
対策 電磁波
対応 |
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使用木材 | 使用木材和歌山県・紀州産の木材 乾燥方法― 木材の乾燥方法については見当たりませんでした。 |
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使用接着剤 | 化学接着剤は使用しない 使用のり― どのような糊を使用しているかは公式サイトに記載がありませんでした。 |
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使用断熱材 | 繊維系断熱材 パーフェクトバリアを使用 パーフェクトバリアとは?リサイクルペット樹脂からつくられた断熱材です。 |
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シロアリ対策 | - | |
電磁波対策 | - | |
内装・塗料 | 珪藻土の塗り壁・越前和紙等の素材を使用 珪藻土とは?植物性プランクトン(藻)が化石化したものです。主成分はガラスと同じ珪酸質(ケイ素と酸素の化合物)。日本では珪藻土がとれる産地は80か所前後あります。 | |
施工対応エリア東京23区対応可否 | ○ 埼玉県、東京23区・都下及び近隣県に対応しています。 |
農薬で処理され防虫加工された木材、体に悪い有害物質を含んだ接着剤がたっぷりついた集成材や合板、塩化ビニールのクロス…。
今の日本の住宅の多くが化学建材まみれの家だという事実を知っていますか?
このように有害物質がたくさん含まれている住宅の中で、暮らし続けていくとどうなるのか、想像がつくでしょうか。
小さなお子様がいるご家庭や住宅にいる時間が長い方は、低価格住宅やデザインだけにこだわるのではなく、
健やかに住める家についてぜひ、じっくりと考えてみてほしいのです。
吸い込む空気から取り込まれる有害物質は、食べ物と違い、体の外へ排出されにくいと言われています。
住宅に使われる建材や接着材などに含まれる化学物質が発散する有害なガスで、室内の空気は汚され、その化学物質を吸い続けることで、知らず知らずのうちに有害物質が体内に蓄積され、健康被害を及ぼすのです。食事に気をつける方は多いかもしれませんが、私達がとりいれている物質の多くが室内空気なのです。このことからも、いかに室内の空気環境が大事なのかおわかりいただけたでしょうか。
だからこそ、使用する木材、接着剤、内装や塗料、すべてにこだわって住宅づくりをするべきです。
使用する木材や接着材、断熱材にこだわると体に優しいだけでなく、住宅の寿命が長くなるというメリットもあります。日本の住宅の平均寿命は、諸外国と比べてかなり短いです。フランスやドイツでは60年以上、アメリカでは70年以上とも言われているのに対し、日本の住宅の寿命は26年~30年。この短さには、日本は地震が多いからと思うかもしれませんが、理由はそれだけではありません。主に、合理性が追及されてきた結果なのです。
一般的な住宅では、質よりも早さ・安さを重視し、量産されている建材がたくさん使用されています。それに対して、健康住宅、自然素材の住宅では、使用する素材すべてにこだわり、質を重視しています。その結果、住宅の寿命を長持ちさせ、住宅を資産として次の代へ残すことが可能なのです。
良質な木材は、住宅を長持ちさせ、
生活環境を快適にする
住宅の建築で用いられる木材には、無垢材と集成材の2つがあり、それぞれ異なる特徴があります。一般的な住宅で使われている木材は、集成材(薄い木材を何枚も重ねて接着剤で接着させた建築材料)は取扱いが非常に簡単で安価な為、多くの建設業者やハウスメーカーで使用されています。ただ、集成材は接着剤をたっぷりと使用しているため建築当初は強い耐久性がありますが、その強度は年々劣化…。接着剤の寿命=家の寿命といえます。
一方、一本の原木から直接必要な寸法に切り出した無垢材は、時間が経ち木材の乾燥が進むにつれて、強度が増すのが特徴。日本最古の木造建築物といわれる法隆寺も何百年という月日を経てもまだ立ち続けています。集成材とは違い、接着剤を使用していないため、化学物質によるシックハウスやアレルギーの心配が不要。また、天然の木は伐採された後も呼吸をしており、湿気が多くなれば水分を吸収、乾燥すれば内部の水分を水蒸気として放散できる、優れた調湿機能を持っています。
接着剤は空気を汚染させる原因のひとつ、
様々な有害物質が含まれているので注意が必要
使用する木材以外にも、住宅づくりで意識したいことが、室内の空気環境。この室内の空気が汚染されることで、様々な体調不良が引き起こされます。せっかく無垢材や床板、自然素材のものを使用しても、接着剤から有害なホルムアルデヒドや有害な揮発性有機化合物(VOC)等が発生、室内の空気を汚染したら全く意味がありません。
実は、接着剤に含まれる揮発性有機化合物(VOC)として、トルエン、キシレン、エステル類、ケトン類、ヘキサン類の有機溶剤がシックハウス症候群を引き起こす主な要因と言われています。
有害な物質を揮発しないか、
吸放放湿性はあるかが重要
内装材で重要なことは、この2つに気を付けることです。日本の現代住宅では、ビニールクロスといわれる、塩化ビニル製のものが多く使われています。このビニールクロスは低コストで工期を短縮できることから建築業業者から重宝されています。しかし、湿気を吸わないので結露をおこしやすくカビが生えやすい、経年劣化が進みやすいため、定期的に張り替えが必要になる、といったデメリットがあります。さらに、この壁紙を貼る接着剤も厄介な存在なのです。
一方、自然素材で作られている珪藻土や漆喰などの塗り壁は体に優しいだけでなく、優れた機能があります。例えば、珪藻土には微細な孔がたくさんあるため、保温や吸放湿、脱臭などの優れた性能が。石炭やカキ炭、砂などの天然成分でつくられている漆喰は、耐火性、優れた調湿効果、抗菌性があり、経年劣化をおこしにくいなど、嬉しいメリットがたくさんあります。
天然素材でつくられたものか、
化学生成素材でつくられたものかを確認
断熱材にはいくつかの種類がありますが、一般的に使用されている断熱材は、化学生成材のグラスウールです。ガラスを繊維状にしたもので、燃えにくいことやコストの安さから多くの住宅に使われています。
しかし、このグラスウールを製造する過程で化学物質(接着剤)が使用されています。この接着剤に含まれる溶剤には、規定値以下ではありますがホルムアルデヒトが含まれているため、100%安全な素材とは言えないでしょう。 一方で、天然素材のウールブレスは原材料の70%がウール。また、製造過程においても接着剤や防腐剤などの化学物質を使用しないため、ホルムアルデヒトなどの有害物質を発散させないので、体にも優しい断熱材と言えます。
本当に安全な駆除剤なのか、
成分にまで注意するべき
シロアリ駆除剤は、施工時に住宅の土台に散布するのが一般的ですが、有害性が高く2003年には防蟻処理剤として使用されていた代表的な有機リン系薬剤「クロルピリホス」が使用禁止に。シロアリに効く薬剤は、人間にも効くということを忘れてはいけません。シロアリ駆除剤にまでこだわることが、家族の健康を守るため、シックハウス症候群を避けるためにも大切です。
体に悪影響を及ぼすものは対策する
電磁波による健康被害や過敏症などの患者が増えつつありますが、日本では電磁波に対する取り組みがまだまだ遅れているのが現状です。例えば、壁や天井、床などに埋め込まれている見えない配線からも、実は電磁波が発生されているのです。微粒な電磁波にたいしても反応してしまい、頭痛や吐き気に悩まされる電磁波過敏症の方にとっては、住宅をつくる段階から電磁波に対する対策も考えておく必要があるでしょう。
住宅で使用されるすべての素材にこだわることが、家族の健康を、しいては住宅の資産価値を保つことにつながります。
健康住宅づくりに力を注いでいる、おすすめの住宅会社4社について詳しくご紹介します。
本物の健康住宅を建てる際に気を付けておきたい5つのこだわりポイントをすべてクリアしているアンビエックス。体に有害な化学接着剤を使用しないのはもちろん、デザイン性や耐久性にもこだわった住宅づくりをしています。自然素材でつくられた住宅の見学会や資金計画のセミナーなどを毎月開催。また、アンビエックスでは定額制のプランを設け、諸経費などすべてを含めた価格を提示しているので費用面が気になる人でも安心です。
住所 | 対応エリア |
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東京オフィス:東京都目黒区中根1-10-18 | 全国 |
宮城県栗駒を中心に山と直接連携をとり、信頼できる品質のよい木材を仕入れています。また、シロアリが発生しやすい場所には腐朽に強い心材を選ぶことで、木材が長持ちするよう適材適所な使い方をしています。
漆喰の下塗り材に化学接着剤を使用しないのはもちろん、配線や配管などの見えない場所にも、体に害のある化学物質は使用しません。
高い断熱性、内部結露を防ぐ吸放出性をほこる、羊毛の断熱材「ウールブレス」を使用。内部結露を防ぐだけでなく、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを含まない素材なので体にやさしい素材です。
ホウ酸塩を主原料とする防蟻剤「エコボロン®PRO」を使用。今までの防蟻防腐剤とは異なり、有害な成分が揮発しないため、室内の空気を汚染しません。またシロアリだけでなく、木材腐朽菌やカビ菌の繁殖を抑制させる効果も期待できるため、長期間にわたって木造住宅を守ります。
外壁や基礎からアースをとる、配線は極力建物外周部を通す、電柱から軒先に取り付けられる引込線の取付点には、強い磁場が発生するため、長い時間過ごす寝室や子供部屋など部屋への配置を避けるなど、徹底して電磁波対策を行っています。
基本的に関東近県を中心に施工していますが、遠方でも対応可能です。住宅づくりのみならず、土地探しのアドバイスなども行っています。
引越してきた日から、毎日美味しい空気を吸えて幸せです!
化学物質を出さず、木材や漆喰が呼吸する生きた家は、澄んだ空気に満ちています。世界で一番好きな場所は、このお家です!外出して帰ってきて玄関を開けると、まるで森の中に入ったかのように、空気感が変わります。もうマンションには一生暮らせません(笑)毎日が健康で幸せなので、家族の笑顔も増えました♪
浴室は窓を開けなくてもカラっとしています。冬場も結露がなく、自然素材の吸放出能力の高さには驚きました。暮らしにも変化がありました。家を建ててからは、もの選びの基準が「家に合うかどうか」に変わりました。それと、「自然住宅に住むと子どもができる」という噂は聞いていましたが、本当にそうなったのには驚きました!うちの子は、「あんな家に住みたいなぁ」と空から見ていて、生まれてきてくれたんじゃないかと勝手に思っています(笑)
杉無垢材フローリングは、柔らかくて暖かいです。以前の住まいでは、足が冷えるので靴下を重ね履きしていましたが、自然住宅では靴下1枚で過ごせます。夫と子供は裸足でいることが多いです。梅雨の時期でも室内はサラッとしているので、室内干しの洗濯物が早く乾くので助かっています。冬は床暖房とガスファンヒーターを併用していますが、一度暖まると冷えにくいので光熱費が下がりました。
※公式サイトの情報より抜粋
1ミリも嘘の無い家づくりをすることをモットーに東京・埼玉を中心に健康住宅を手掛けています。100年長持ちする家・飽きないデザイン・心地よい環境を提供できるように、無添加計画では、長持ちしない、体に悪影響を与える建材を排除した家づくりをおこなっています。
住所 | 対応エリア |
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【埼玉本店】埼玉県さいたま市南区文蔵1-8-8 | 埼玉県、東京都、宮城県、岐阜県、愛知県、栃木県、茨城県 |
ホウ酸を使った防蟻処理を採用!従来の基礎から1m上までの防蟻処理だけでなく、住宅の構造材をぐるりと囲むようにすべてにホウ酸による防蟻処理をしています。
構造材には集成材は使わず、地震にも強いといわれる国産の無垢材を使用。さらに、樹齢50年以上の紀州産の無垢材のみを厳選しています。また見えない部分でも、合板などは使用せず、低温乾燥させた木材を使用しています。
コラーゲンというたんぱく質の一種で、動物の骨髄などからとれる「にかわのり」を使用。一般的に建築現場で、木材を接着するために使用される木工用のボンドは使用しません。
新聞紙を繊維状にした「セルロースファイバー」という断熱材を使用。これは、アメリカ産の100%大豆インクの新聞紙を使用しているため、科学物質を含んでいないのが特徴です。
東京23区のみならず、埼玉・宮城・岐阜・愛知・栃木・茨城のエリアに対応しています。
『ここまでお願いしたら嫌がられるかな?』とも思いましたが、どんな細かい要望も受け止めてくれ、最大限努力してくださったおかげで、後悔のない家づくりができたと思います。トイレにまでたくさん棚をつくって、さすがに棚が多いかな…という気もしますが(笑)、今は十分満足しています」
「1階で生活が完結できるようにする」「LDK、和室、水まわりの集約」「腰壁に無垢板、勾配天井、大黒柱、梁が見える」など、ラフ図面をざっくりと書いて、「こんな感じにしたい」と設計担当の方にお伝えしました。
このような私たちの要望をふまえつつ、細かいところまでよく配慮してプランをつくってもらえたことに感謝しています。
冬は言われていた通り、オイルヒーターだけで十分に暖かいです。コストのこともあるので、エアコンも併用しています。セルローズファイバーを使ったクアトロ断熱のおかげで、エアコンをつけるとすぐに暖まり、消しても暖かさが持続します。
※公式サイトの情報より抜粋
小林住宅工業は、自社で大工を抱え、化学建材や機械類を極力使用しない家づくりを行っています。構造材には、樹齢50年以上の紀州産木材、断熱材にはセルローズファイバーを使用するなどこだわりが満載。丈夫で長持ちする素材が使用されているため、長く健康に過ごせる家が作れます。
住所 | 対応エリア |
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神奈川県横浜市瀬谷区南瀬谷2-2-20 | 神奈川県全域(相模原市北部、小田原市、南足柄市を除く)、東京都町田市、世田谷区、大田区 |
家の構造材として最適といわれている和歌山県・紀州産の桧ひのきと杉を採用。接着剤がたっぷりついた集成材や合板は使用していません。木材の乾燥方法の情報は、公式サイト内に見当たりませんでした。
体に有害な接着材は使用していません。ただ、どういった接着剤を使用しているのかまでは、公式サイト内では記載が見当たりませんでした。
新聞紙の再生紙を原料とした「セルローズファイバー」を使用しています。調湿性・吸音性を持っているのが特徴的です。
東京都では、町田市、世田谷区、大田区のエリアに対応。そのほか、神奈川県全域(相模原市北部、小田原市、南足柄市を除く)に対応しています。
小林住宅工業を選んだきっかけは、担当の営業の知識の高さ。建築工法や使用する素材の知識があり、自信を持っていたのでので、この人ならとお任せできると思いました。たくさんアドバイスを頂いたおかげで、想像以上のマイホームが完成したと思っています。
社長の考えに同意できたので、こちらでお願いしました。
無添加、無農薬、自然素材などに興味がない方は、あまり魅力を感じないかもしれませんが。毎月、勉強会を毎月行っているので、参加するのが1番確実だと思います。小林住宅工業で建てて、満足しています。
健康な家づくりをモットーにしているので、住環境から良くしたい健康に対する意識の高い方には、あうと思います。住んでいて困ったことがあれば、すぐ対応してくれるので、信頼できる工務店だと思います。
2023年1月現在、公式サイトの口コミは見つかりませんでした。
※公式サイトの情報より抜粋
無添加無垢の自然素材による家づくりを行うだけでなく、どの部屋でも温度差の少ない室内環境をつくれるよう、自然エネルギーを利用したエコ住宅づくりに取り組んでいます。
住所 | 対応エリア |
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埼玉県春日部市梅田本町2-16-5 | 埼玉県及び近隣都県(建築場所はご相談ください) |
土台、柱梁などの構造材はすべて4寸以上の無垢材を採用。また、床材には杉・桧・パインなど厚さ3cmの無垢材を使用しています。木材の乾燥方法の情報は、公式サイト内に記載が見当たりませんでした。
化学物質を含んだ接着剤(VOCやホルムアルデヒド等)の使用を避けた家造づくりを心がけています。ただ、どういった接着剤を使用しているかまでは、公式サイト内では記載が見当たりませんでした。
リサイクルペット樹脂からつくられた、パーフェクトバリアを採用。接着剤や代替フロンなどの有害物質は使用されていないので、体にやさしい断熱材です。
埼玉県、東京23区・都下及び近隣県に対応しています。詳細についてはお問合せください。
リソーさんの家は入った瞬間に空気感が違うと感じました。また、希望する多くの要望にも誠実に応えていただきました。家中が心地よさに包まれている住まいに大満足しています。
毎日とても心地よく住まわせていただいています。冬はストーブ1台で平気でした。夏が楽しみです。
特に床が気に入っています。子供がいるので、傷、よごれ、凹みは本当に多いですが、水拭きした時のにおいとか、素足で歩くときの気持ちよさは思った以上です。
夏に涼しく、冬暖かく、とても快適な住みごこちで大変気に入っています。年間を通して、ジメジメすることなくカラっとしていて、同時期に建てたご近所の方がうちとは大違いと大変びっくりされています。
※公式サイトの情報より抜粋
健康で快適な住まいづくりに取り組んでいる一条工務店。1年中快適な家を暮らせる家づくりをモットーに、気密性・断熱性を高める、湿度管理を行う、自然素材F☆☆☆☆を使うという点にこだわっています。1年中快適に暮らせる住まいづくりに加え、優れた断熱性と気密性で冷暖房費の節約も可能にするこだわりの健康住宅・アイスマートなど、一条工務店には様々なラインナップがあります。
1982年の創業の近代ホーム。粘り強い屈強な基礎・震災にも耐えられる耐震性・湿気に強く腐らない断熱材・徹底した品質管理などにより、百年健康住宅を目指した家づくりをしています。「品質こそ命」をモットーに社内検査7回、行政検査3回、第3者機関検査4回の計14回行っています。さらに、50年の無結露保証をしているのも特徴的です。
内装材に自然素材の無垢材や漆喰を使用するKDI-HOMEの家づくり。狭小・変形地など「都市型デザイン住宅」が得意の住宅メーカーです。KDI-HOMEでは、定期点検、24時間対応可能なアフターサービス、10年間の地盤保証システムなどアフターフォローも充実しています。何からはじめてよいのかわからない方のために、無料プランの作成をしてくれるサービスもあります。
お客様とじっくりかつ丁寧に打ち合わせを重ねていくことに重きをおいている斎藤工務店。家の構造材には、杉やヒノキ、米松などの強度の強い木材を使用、湿気の多い場所の土台には、水に強いヒノキやひばなどを使用。適材適所で、自然素材を活かす家づくりをしています。
時を経ても続く価値をモットーに、住宅づくりの工程の大部分を工場の中でつくるセキスイハイム。有害物質の含有量が少ない建材「F☆☆☆☆(フォースター)」を採用しています。住宅仕様には鉄骨系のハイムシリーズや、木質系のグランツーユーなどいろいろな商品があり、家族形態に合わせた提案も魅力的です。
結露しない長寿命住宅を目指し、自然素材を使用している東京ハウスデザイン。新築や建替え、リフォームから増改築工事まで、設計と施工を一貫して行なっています。東京ハウスデザインの住宅は、床材には無垢杉材、断熱材にはセルロースファイバー、内装には紙クロスなど体に優しい素材を使用しています。
風の流れや日ざしなど、敷地ごとの周辺環境を考慮しながら、設計する住友林業の涼温房。住友林業では、独自で製材・加工した集成材スーパー檜を住宅の構造材として使用しています。
東京都調布市を中心に自然素材をつかった家づくりをしているにいむの杜。ケナフ、和紙、珪藻土を使うことで、アレルギー対策をしたり、断熱材にもセルロース断熱を採用し、住む人の健康を優先させた家づくりを行っています。
施主と作り手の信頼関係を築けるよう、家づくりに関する原価をすべて公開しているビスコホーム。建材商社だからできる、コストも魅力。家中の快適温度を保てる通気断熱WB工法を採用しています。
中間マージンのカット・2ステップ見積もり・根拠のある説明をコンセプトに掲げるハウスメーカー。マイホームパートナーでは、有害な接着剤の使用などを避けるために、多摩産の無垢材やシラス壁等の自然素材を採用しています。また、体感ルームがるので、自然素材の家を自らの目で、体で確かめることができます。
100年持つ住まい創りを目指している、みらいテクノハウス。
住宅に使用する構造体は、生産履歴の分かる確かな材料しか使用せず、接着剤や防腐剤などが大量に使用されている木材などもできる限り使用しないようにしています。
「住まいとは幸せの器である」を信条に掲げるハウスメーカー。構造体ごとすっぽり包む完全外断熱、1台のエアコンで室内の温度を一定に保つ特許取得換気法が特徴的です。有害物質を揮発するような材料や薬剤を使わないことを心がけ、シロアリ消毒剤は不使用。引き渡す前には室内空気質の検査をするなど、シックハウス法を厳守する努力をしています。
創立1974年、40年以上の歴史の中で培った豊富な経験や高い技術力を駆使して家作りを行なう三井ホーム。独自開発の「プレミアム・モノコック構法」や「健康空調システム」で1年中過ごしやすく健康にも良い健康住宅を実現してくれます。また、三井ホームでは建物の構造材は軽いほど地震に対して有利という考えから、鉄やコンクリートよりも軽い木を採用。なかでも、樹齢が100年以上のものが多いカナダの木材を積極的に使用しています。
体や環境にいい生活を送れる家を提案しているミサワホーム。その為、いつでも快適な住環境を保つために全館空調システム「エアテリア」を採用しています。建てる地域の特性に応じた住まいづくりを行なうミサワホーム。通気や日差し、室温などに関わる、ミサワホームこだわりの微気候プログラムを組み合わせて住まいの設計に盛り込むことで、快適な家づくりを目指しています。
使用している木材は和歌山県の「山長ブランド」。樹齢60年越えの力強い木が、心地よく暮らせる家を可能にしています。また湿度の調整や、有害物質の吸着や分解をしてくれる「漆喰」が標準仕様。家の空気をキレイに保ち続けてくれます。収納棚や飾り棚などの造形家具も対応しているので、家づくりの細部までこだわることができます。
バウハウスの家づくりは、断熱性能UA値0.87以下、気密性能C値0.5以下で次世代省エネ基準をクリアした高性能を掲げています。また、性能だけでなく、ゆったりと流れる時間を作るのが得意なバウハウスは理想の家への想いをしっかりと受け止めてくれ、120点の答えを導き出してくれます。小さなお子様がワクワクするようなブランコを吊るす設計やクライミングウォールを設置するなどの遊び心ある家づくりの夢も叶えてくれます。
さいが設計工務は高気密高断熱住宅に強みがある工務店で、年間20棟以上の施工実績を持っています。年間を通じて室内の温度差が極力少なくなるよう設計されており、1年中快適に過ごせます。これによって肌へのストレスはもちろん、心理的なストレスも軽減されるでしょう。設計や施工はもちろん、アフターサービスまで自社で一貫して手掛けており、建築後も安心して住まうことができます。
ハスカーサは断熱工法に強みを持ちます。超高断熱ツーバイシックス工法によって室内温度を一定に保つことが可能で、寒い冬の朝でも快適に過ごせるほか、ヒートショックのリスクも低減します。また、光熱費の節約効果もあり、一般の住宅と比べて年間11万円程度削減できるとされています。このほか環境に優しい家づくりを提案しており、省エネ設備・機器の導入も積極的に行っています。
明治36年、110年以上の歴史を重ねている地域密着型の建築会社です。味方建築株式会社のオール電化専用工法「ファースの家」は、断熱材には厚み90mmの吹き付けでも割れない特殊ウレタンを使用し、構造体は木材本来の粘り強さを持つ木造軸組みを採用。体に優しい自然素材を活かした設計が得意で、人間も材料も快適な空間で暮らせる住まいづくりを意識しています。
株式会社磯崎工務店は「環境と健康に負荷をかけない建築」をコンセプトとして、安全を第一とした設計・提案をしています。人体に負担をかける化学的物質を避ける、素材には防汚・防カビ剤を使用していない天然材木を用いる、防虫・防蟻剤には天然のヒバ油を主成分とするなど、ナチュラルライフスタイルへの強いこだわりがあることが特徴。自然由来の素材をフル活用し、環境と健康に配慮したやさしい家づくりを提供しています。
アップルホームは地域材を使用した健康住宅を手掛けており、柱や梁などの構造材はもちろん、床の下地材にいたるまですべてに無垢材を使用しています。壁や天井といった内装材には、天然素材で作られた環境壁紙や土佐和紙、珪藻土などを使用して化学物質を削減。全熱交換換気システムで、温度と湿度の両方を外気と交換しながら換気をおこないます。
兼六の家では、人にも環境にも優しい木造注文住宅「サン・アルス」を手掛けています。「100点」という意味のフランス語と、技術・デザインという意味のラテン語を組み合わせた造語で、健康への配慮を全方向に求めた住まい。「K-NET工法」をベースに、高気密・高断熱で1年中快適な空間を実現し、ヒートショックによる事故を防ぎます。
Special feature
後悔しない健康住宅を作りたいのであれば、各会社が行うセミナーや体験会などのイベントに参加してみましょう。まずは、自分の目で、体で実際に体感してみることがおすすめです。
シックハウス症候群の流行により、有害物質が含まれた家づくりが規制され、最近よく目にするようになった健康住宅といった言葉。厳密な定義があるわけではなく、ホルムアルデヒドやトルエンやキシレンなどの揮発性有機化合物(VОC)、有機リン系の化学物質などを含まない、またはそういった化学物質が少ない建材や接着剤、塗装剤を使って建てた住宅のことを健康住宅と呼んでいます。しかし、イメージのよい言葉だけが先行しており、健康住宅とうたっていながらもボンドがたっぷりついた集成材を使っている住宅も見受けられます。本当の健康住宅を建てるには、それぞれの素材に対する正しい知識が必要です。
健康住宅を選ぶ上で、最初に注目したいのがどんな木材が使われているかです。健康住宅ではどんな木材を選ぶべきなのか、外国産木材と無垢材の違い、おすすめの木材についてそれぞれの木材の特徴とあわせて紹介します。
住宅の寿命に影響をあたえるといっても過言ではない断熱材。この断熱材には、自然素材のもをはじめ、ガラスを繊維状にして作られたものなどがあります。ここでは、それぞれの断熱材の特徴について紹介します。
住宅の有害物質として代表的なホルムアルデヒドは、接着剤にも含まれています。ここでは、住宅に使われる接着剤にはどのような種類があるか、健康に及ぼす可能性のあるリスクや、体に優しい接着剤などについて紹介します。
ファミリークローゼットは利便性の高い設備ではありますが、上手く設置しないと後悔してしまう可能性があります。なぜ失敗してまうのか。その理由を知ることでファミリークローゼットの失敗を防ぎ、利便性の高いファミリークローゼットの設置が可能になるはずです。
室内窓は文字通り、室内に設置する窓です。メリットもあればデメリットもありますので、それぞれを踏まえて検討してみるとよいでしょう。判断材料として、室内窓の事例も紹介しています。
冷房病はクーラーによって自律神経のバランスが崩れ、体の怠さや疲労感など、体調不良につながる現代的な病気です。どんな対策ができるのか、冷房病の原因や、クーラーとの付き合い方といった対策のポイントについてご紹介しています。
赤水とは、水道管内にさびが発生して水に混ざって出てくる現象です。新築を検討中なら、水道管の材質にもこだわらなければなりません。赤水の原因や水を流し続けるフラッシングや浄水器をつけるなどの赤水対策を紹介します。
健康住宅には、木材選びも大切です。一般的な住宅ではリーズナブルな外国の集成材を使用されることもありますが、健康住宅には耐久性が高く長持ちする、国産の無垢材が良いでしょう。国産無垢材にもヒノキや杉、サクラなど種類があるので、建築部位によって適したものを選んでください。
空気の乾燥が長期間続くと、身体や住まいに悪影響を与えてしまいます。建物への影響としては、木材の割れやクロスの切れなどが考えられます。エアコンを使っているときは、乾燥対策が必須です。エアコンの温度を見直し、加湿器を使って湿度をあげましょう。
住宅の有害物質としてよくあげられるホルムアルデヒド。主に合成樹脂・接着剤・塗料の原料に含まれている化学物質です。壁紙の接着剤や断熱材、集成材などに使われることがあり、強い刺激臭と毒性を持っています。ここでは、体に有害な物質やホルムアルデヒトの特徴をはじめ、対策方法についてまとめています。
自然素材には有害物質が含まれていないので、アレルギーやアトピーの改善に効果が期待できます。しかし、中には自然素材を一部しか使用していないのに「健康住宅」「自然素材の家」と謳っている住宅もあります…。失敗しない業者選びを伝授いたします。
健康住宅や自然素材をたくさん使った住宅は高いと言われています。しかし、本当にそうなのでしょうか。1番長い時間を過ごす住宅環境が体へ与える影響を考えてみると、そうは言えないでしょう。また、欧米などでは住宅の寿命は45~80年と言われているのに対し、日本の住宅の寿命はわずか30年程…。住宅ローンをようやく支払い終わった頃には、住宅の価値はゼロ。そして、家を建て替えるのが現実です。なぜこのようなことがおこるのか、そのヒントは住宅づくりに使われている「木材や素材」に隠されていました。ここでは住宅の「真の価値」について迫ります。
合板や接着剤など建材に含まれる化学物質を吸い込むことで引き起こされるシックハウス症候群。そうならない為には、化学物質を使用していない「自然素材の家」に住むことが大切です。
ハウスダストなどが原因で起こるアレルギー・鼻炎。家で症状を悪化させないためには、「アレルゲンを家に入れない」「アレルゲンを家で発生させない」住宅づくりをするのがベストです。
結露が多い家に発生するカビは、ダニの温床になり、家も著しく劣化します。カビを防ぐには、年間通して温度や湿度が一定に保たれた室内、風通しのよい家づくりを心掛けるとよいでしょう。
花粉やカビ、ダニの死骸など空気中に含まれる、目に見えない小さなゴミ、ハウスダスト。外からの侵入を防ぎ、ハウスダストが発生しにくい家づくりが大切。
ダニは、湿気が高い場所を好むので、換気ができていない家は危険です。家全体の温度や湿度を調節可能な全館空調であれば、ダニが発生しにくい家が実現します。
体質や皮膚のバリア機能の低下などによって起こるアトピー性皮膚炎。乾燥で症状が悪化するので、家の中の湿度を一定に保つ全館空調を活用することで、家での症状緩和が見込めます。
子どもや高齢者に多い気管支喘息。寒暖差が多い家では、発作が起こりやすくなります。全館空調がついている家で、空気を清潔に、寒暖差のない状態にしましょう。
原因不明の頭痛に悩んでいるというなら、それは「家」の化学物質のせいで起こっているのかもしれません。自然素材の家であれば、そういった症状が起こらない可能性が高いです。
ストレスや生活習慣など、睡眠障害の原因は様々ですが、実は「家」に原因が潜んでいることもあります。化学物質や生活音・寒暖差…いろんな方向の問題があるかもしれません。
サウンドシンドロームとは、屋外から聞こえてくる騒音や家の中の生活音が心身に影響を与えることを言います。壁の密度が高い家であれば、そういった問題も解消できます。
寒暖差がある家は、不快感があるだけではなく、健康被害が発生します。どんなに性能がいい空調を設置しても、家の気密性が乏しければ、寒暖差はなくなりません。
寒い季節の朝、濡れた窓ガラスに困った経験のある人はいませんか?外との寒暖差が原因で起こる結露。目でみてわかる「表面結露」はまだしも、壁の中でおこる内部結露は住宅の寿命を左右するだけでなく、あなたの健康にも影響を及ぼします。