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ペットも暮らしやすい自然素材の家とは

ヒトはもちろん、「家族の一員」として共に生活しているペットにも優しい家を建てたいですよね。どういった部分に注目すればより優しくなるのか見ていきましょう。

ペットも住みやすい自然素材の家を建てるなら!注目ポイントはここ

床材

ペットの種類にもよりますが、床を移動する犬や猫のようなペットであれば床材の素材にもこだわってみましょう。ひっかき傷がつかないように固い素材を選択すると、傷自体は付きにくいかもしれません。しかしペットたちにとっては滑りやすかったり、関節への負担が大きかったりと、ケガの原因になる可能性も。適度な硬さの自然素材の無垢材やタイルカーペットを選ぶなど、床材は工務店やハウスメーカーとよく相談しながら決めるのが良いでしょう。

ペットの健康への影響

家族が外出していてもペットは家でお留守番…という場面は良くみられると思います。ペットは家の中にいる時間が長いからこそ、空調管理や使用している塗料や接着剤はよく検討しましょう。種類によってはペットのアレルギー反応を引き起こしやすいものもあります。やはり、24時間365日快適に過ごせる空調管理システムや自然素材の塗料・接着剤の選択が、ペットにも優しい空間への近道となるかもしれません。

間取り

ペットの種類によって、過ごしやすい空間の広さは異なります。狭いスペースを好む場合は室内にケージを置くことでリラックスできますが、広々としたスペースで思いきり遊ぶことが大好きな子であれば、可能な範囲で庭を広く取るのが良いでしょう。

また自由に出入りできる専用通路があれば、お留守番時や就寝時でも自分で出入りできるので、ストレスが軽減できます。間取りは建ててからの変更が難しい部分なので、設計の際に相談しておくことをおすすめします。

気になるペットの臭い対策

空間にシュっとスプレーするタイプの消臭剤では、効果が薄い場合もある「ペット臭」。臭いを充満させない換気システムや消臭効果のある珪藻土など、自然素材の活用で臭い対策ができます。自然素材の専門家は知識が豊富なので問い合わせてみると良いでしょう。

ペットと幸せに暮らすコツ【11選】

ペットだって大切な家族の一員です。家の間取りを決める際には人間だけでなくペットも安全・快適に暮らせる環境を整えてあげなくてはいけません。そのためには、人間の場合とはまた異なる、ペット目線での工夫が必要となります。ここでは、人間だけでなくペットも暮らしやすい工夫のポイントをピックアップして解説していきます。

階段は緩やかにする

急な階段の上り下りがきついのは人間だけではありません。ペットにとっても、急な階段を日常的に上り下りすることは負担になります。そのため、階段は緩やかに作ることを意識しましょう。階段が緩やかなら犬やネコの肉球に過剰な負担がかかることもありませんし、飛び降りた際にも足腰にかかる衝撃を抑えることができます。

また、まだ体が小さいペットにとっては、急な階段は上り下りしにくく、また思わぬ事故の原因になる可能性もあります。人間にとっても急な階段は危険なので、階段は緩やかにしておくに越したことはありません。

滑りやすい、肉球が傷つきやすい床材は避ける

ペットの安全を確保するためには、フローリングの材質にも気を使えるとベターです。

フローリングの材質が滑りやすかったり肉球が傷つきやすいものだったりすると、ペットにとっては危険な場所になってしまいます。

たとえば、一般的なフローリングは掃除をしたあとにワックスをかけますが、そうした状態だとペットにとっては滑りやすくなってしまうので要注意。ペットの生活空間では、床材をコルク材のような滑りにくいものにしたり、ペット用のコーティングをしたりするといった工夫が必要になるでしょう。

ペットフェンスの設置

キッチンや玄関など、家の中にはペットが近づくと危険な場所がたくさんあります。そうした場所にペットが近づかないようにするためには、ペットフェンスの設置は必須です。人間より体が小さいペットは、思わぬ隙間から危険な場所に入ってきたり家の外に逃げ出してしまったりするもの。そうした危険がないように、ペットが入ってはいけない場所にはペットフェンスを設置しておきましょう。同時に、ペットにも入ってはいけない場所をしっかりしつけておくことも大切です。

また、ペットが老齢である場合は、高低差がある階段やベランダも危険な場所となります。場合によってはそうした場所にもペットフェンスを設置し、危険からペットを遠ざけてあげましょう。

浴室のドアは必ず閉める

ペットにとっては、浴室も危険な場所のひとつです。浴室に入ってきたペットが、お湯の張ってある浴槽に誤って落下し溺死してしまうという事故は珍しくありません。また、ボディソープや洗剤などを誤飲してしまう事故もあります。こうした事故を防ぐためにも、浴室のドアは徹底して閉めるようにしたり、浴室前にもペットフェンスを設置したりするようにしましょう。

浴室にお湯が溜まっているときには、必ず浴槽の蓋を締めておくのも有効です。

バルコニーからの落下を防止する

体が小さくて柔軟に動きやすい犬や猫は、思わぬ隙間からも抜け出してしまうものです。人間なら通れないバルコニーの柵や目隠し板の隙間からペットが抜け出し落下してしまう事故もあります。ペットが通れそうなサイズの隙間がバリコニーやベランダなどの高い場所にある場合は、パネルやラティスなどを利用して隙間を塞いでおきましょう。

ペットに取って危険な植物は植えない

ペットを飼っている家庭でガーデニングを行う場合は要注意です。植物の中には、ペットが誤って食べてしまうと毒になるものもあります。どんな植物が毒になるかはペットによって異なるので、もし飼っているペットにとって危険な植物がある場合は、ガーデニングをしている場所にペットが近づかないように工夫しておきましょう。

ペットのプライバシーも確保する

ペットは基本的に人間と同じ空間にいたがるものですが、それでも眠る場所、トイレをする場所など、プライバシーが確保された場所を用意してあげる必要はあります。場所の広さや配置などはペットの種類や性格によっても異なるので、適切な場所を用意してあげましょう。

ペット用の餌場や水飲み場は生活動線からずらす

大好きなペットとは食事も同じ場所で取りたいと思う人も少なくないかもしれませんが、ペット用の餌場や水飲み場は人間の生活動線からずらすことをおすすめします。

人間の生活動線とペット用の食事の場が近すぎると、食事中のペットに小さな子供が手を出して怪我をしてしまったり、ペットが人間用の食べ物を誤って食べてしまったりするアクシデントが起こりやすいためです。

こうしたアクシデントを防ぐためには、ペットが安心して餌を食べられるスペースを作っておくことが大切。おおむね、壁際にコの字型ないしはL字型の空間を作って、そこを餌場にするのが有効です。

ペット用トイレスペースの確保

ペットが快適に過ごすためには、トイレスペースの確保もお忘れなく。トイレの場所は、できるだけ家族から見えない場所がいいでしょう。目立たない奥まった場所で、壁や床に防水加工を施しておけば、ペットは安心して排泄できるようになるでしょう。また、ペットの種類によっては排泄物の臭いが強い場合もあるので、それも計算に入れてトイレを設置できるといいですね。

空調と換気

ペットの種類にもよりますが、ペットを飼っていると抜け毛やダニなどのハウスダストが多くなることもあります。さらに、ペットが逃げ出さないように窓を開けっ放しにすることが少なくなるでしょう。そうなると家の中が十分に換気されなくなることがあります。

そのため、ペットや家族が快適に過ごせるようにするためには、空調による換気が重要になります。これについては、建築基準法で24時間換気が義務付けられているので気にする必要はありませんが、暑さ寒さに弱いペットを飼っている場合には注意が必要です。

屋内にも十分な運動スペースを確保する

特に猫を飼っている場合、屋内に十分に運動できるスペースを確保しておくことが重要です。猫の場合は広い場所だけでなく、高いところに登りたがる性質があるので、上下運動もできる場所や遊具を設置しておくといいでしょう。

ペットもヒトも過ごしやすい空間を

ペットにとってもヒトも大きなくくりで言えば「動物」です。今は薄れているかもしれませんが元々は自然の中で生きてきた動物同士です。家という囲いではあるものの、自然の素材で自然に近い環境で作られた家は動物にとって体にも心にも優しい家になりますね。一生を一緒に過ごすペットにとっても家づくりが良いものとなるように、自然素材の家が得意な注文住宅を建てられる会社に相談してみましょう。

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