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暖地型高気密・高断熱工法のパイオニア「近代ホーム」。ここでは「100年住める家作り」をコンセプトにしている百年健康住宅(R)について調査しました。
住宅に使う木材に関して、どういったものを使用しているか見当たりませんでした。ただ、ウッドデッキに使用する木材は、防腐処理を施したもの。10年間お手入れがいらないようです。
また、近代ホームの健康住宅では床暖房の上を行くオリジナル蓄熱床暖房「癒しほっとパネル(R)」(登録商標取得)を採用しています。一般的な床暖房だと部分的にしか温まらないのがデメリット。しかし「癒しほっとパネル(R)」を採用した「足湯効果のある家(R)」は、どこにいても温かくお過ごしていただけます。お客様からも「体が冷えない状態でいられます」と評判!ダニ対策や小さなお子さんも安心の安全性完備、ヒートショック防止機能は年配の方の強い味方です。使用する木材にこだわるというよりは、機能面のほうを重要視しているようです。
見当たりませんでした。
近代ホームで評判の商品ラインナップの一つ「オーガニックハウス」あの建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの建築思想を正式に継承した格式高いものをはじめ実に多様です。基本仕様として壁にレンガを使用、高さと明るさを併せもった室内折り上げ天井、細やかなこだわりを感じさせるデザイン階段など、内装にも徹底したこだわりがあります。
冷房や暖房の効率を高め、冬の冷たい空気や夏の湿度の高い空気を室内に入り込ませないために重要な断熱材。高温多湿な日本では湿気で家が劣化するのが長年の悩みです。吸水性のあるグラスウールは家を腐らせる原因となるため、近代ホームの断熱材には耐水性の高い「ウレタン」を採用。
高温多湿の日本の環境に耐えられる断熱材の硬質ウレタンパネルを使用することで、住宅の耐久度をアップ。壁や床の通気性を確保するのはもちろんですが、湿気を含んでしまう断熱材を使わないことも大切です。
現場発泡ウレタンと工場で発泡ウレタンに30トンの圧力をかけることで木枠と一体成型した硬質ウレタンパネル(FPパネル)を適材適所に使用しています。この素材の熱伝導率は0.024W/mK。一般的な断熱材として使用されているグラスウールやロックウールより大幅に低い値です。高性能な断熱材で室内の温度を一定に保っているのです。
室内の温度を一定に保つことはヒートショック対策につながります。ヒートショックは、急激な温度差が身体に及ぼす影響です。脳梗塞や心筋梗塞などの原因になることが知られています。特に、室温と温度差が大きくなる冬の風呂で影響が現れやすいとされています。
在来・高断熱住宅(グラスウール100mm)の冬の風呂の足元床面温度は7~8度です。暖かい部屋から風呂へ行くとヒートショックを起こしやすいといえるでしょう。これに対し、100年健康住宅(R)の冬の風呂場の床面温度は19~21度です。室温と大きく変わらないので、ヒートショックを起こしにくいと考えられます。
住宅を内側から蝕む白アリに近代ホームでは「ホウ酸防蟻処理」で対応しています。せっかくの白アリ対策が人体に影響するリスクを避けるため、身体への優しさにこだわっています。メンテナンスフリーなのも魅力です。
見当たりませんでした。
近代ホームは人生80年時代に備えて、5つの特徴を備える100年健康住宅(R)を建てています。5つの特徴は以下の通りです。
近代ホームの家では、直径13mmの鉄筋を使用し、重要な部分のピッチ(升目)を7.5cmにすることで頑丈な基礎を作っています。地震による瞬間的な垂直の衝撃や、台風の強風による水平力に対抗できる強度を誇る構造のFP工法。地震や台風などの天災をものともしない丈夫な家づくりを実現しています。
近代ホームが作る基礎の特徴はとにかく屈強なこと。この特徴は、厚さ150mmのコンクリートに太さ13mmの鉄筋を組み合わせることにより生み出されます。鉄筋を割り付ける間隔は200mm(重要な部分は75mm)です。気になる耐震性能は、在来工法の1.7~2.6倍の強度を誇ります。
単に、屈強なだけではなく湿気に強い点も近代ホームの基礎の特徴です。湿気に強い理由は、基礎の中に防湿シートが敷かれているから。地中からのぼる湿気をシャットアウトできるので、建物を健康な状態に保てます。
基礎と土台・構造体はホールダウン金物などで一体化するように固定されます。建物の躯体には、ウレタン断熱パネルが組み込まれます。この点が近代ホームの特徴です。梁・柱・土台・パネルで箱のような一体構造を作ります。壁全体で外から加わる力を受け止めるため、一般在来軸組に比べ垂直の力や水平の力に強くなります。つまり、地震や台風などの天災に強い家になるのです。屈強な基礎を土台とした天災に強い家が100年健康住宅(R)といえるでしょう。
住宅を建設した後に、個別気密測定やサーモカメラで断熱測定、基礎の配筋確認(鉄筋が正しく配置されているか)などを行ない厳しい品質チェックを行ないます。「品質こそ命」をモットーにした品質管理システムは「社内検査7回」「行政検査3回」「第3者機関検査4回」の計14回に検査を行なう徹底ぶりです。
近代ホームは、それほど長く住む予定はない方、新築するほど予算を掛けたくない方などに向けてリフォームも行っています。リフォームのコンセプトは、「命を守る家」「丈夫な家」「エコな家」の3つ。具体的にどのようなリフォームを行っているのでしょうか。
「命を守る家」を実現するために行っているリフォームが「健康リフォーム」です。「健康リフォーム」とは、1階部分を厚さ75mmウレタンパネル(FPパネル)で包み込むリフォームのこと。一般的なグラスウールに比べ断熱効果が高いので、温かい室内を実現できます。また、水に強い硬質ウレタンパネルを使用するので、壁内のカビや腐食などを防げます。冬の室温差はヒートショックの原因になり得ます。住宅の高断熱化により健康を守るので、「命を守る家」というわけです。
「丈夫な家」を実現するため行っているリフォームが「ノアの箱舟」です。ノアの箱舟とは、大地震から命を守るため近代ホームグループと一級建築士が共同開発した室内用耐震シェルターです。具体的には、基礎の補強工事を行う、柱を新しくして筋交いを入れる、国土交通大臣認定を取得したFPパネルで壁を増やすなどのリフォーム工事により、部屋の中に耐震シェルターを設置します。メリットは、寝室や居室など過ごす時間が長い部屋にノアの箱舟を設置できることです。部屋ごとに耐震化工事を行えるので、一般的な耐震化工事より低予算で行えます。予算の目安は、6畳で100万円~、8畳で115万円~。
もちろん、「健康リフォーム」と「ノアの箱舟」を一緒に行うこともできます。住宅の断熱化と耐震化を同時にできるので、「室温が安定する・夏涼しくて冬温かい・朝起きるのが楽になる・結露がない・災害時でも安心・地震に強い」家になります。ニーズにあわせてリフォーム工事を行える点は、近代ホームの大きな魅力といえるでしょう。
最後のコンセプトとして掲げているのが「エコな家」です。断熱性能の低い家は、「病気になりがちなので医療費がかさむ」「部屋が寒いので光熱費がかかる」などのデメリットがあります。「健康リフォーム」により温かい家を実現すると、免疫力がアップして日々を健康に過ごせるようになります。また、暖房費も節約できるようになります。近畿大学建築学部岩前研究室によると、医療費軽減の目安は30年間で約90万円、暖房費の節約効果は20年間で108万円とされています(健康住宅の医療費節約効果・暖房費の節約効果)。また、近代ホームが行うリフォームには、住宅の耐久性をアップするメリットもあります。無駄な改修費が必要なくなる点も見逃せません。住むだけで様々な費用を節約することができるので、近代ホームのリフォームは「エコな家」を実現するリフォームと考えられているのです。
百年健康住宅を提供している近代ホーム。創業33年で培ってきた技術で100年住み続けることを目指す家を提供しています。ここでは、施工事例や評判をまとめたので、参考にしてみてください。
まったく結露がないのに驚きました。お風呂場も換気していないのに排水口までカラカラに乾いています。逆に乾燥し過ぎちゃうって感じですね。家中の空気が循環しているおかげか、空気が淀んでいる感じもありません。とくにホコリがほとんど見当たらないのにもビックリです。冬場も温かくて快適に過ごせています。すべて施工前に言われていたのですが、あまり信じていませんでした。住んでみないと分からないものだなぁと実感しています。(神奈川県横浜市港南区/夫婦・息子3人住まい)
近代ホームさんの見学会に行ったのをキッカケに家づくりを考え始めました。見学したレンガ造りのモデルルームは、真冬だというのに暖かかったんです。「なんでこんなに暖かいの!?」と驚くほど。窓の近くに立っても隙間風を感じなかったのには驚きでした。また家を建てるうえで、私がこだわりたかったのは「住んでみたい家」「快適に過ごせる家」「長く住める家」の3点。そのすべてを満たしていたのが近代ホームさんの百年健康住宅でした。おかげさまで満足できる家を建てることができて良かったです。(神奈川県横浜市港南区/夫婦2人住まい)
家を建てた近所の人が最初から見ていたらしく、基礎づくりの丈夫さに驚いていました。念のためにインスペクターという第三者調査機関に調査してもらっていたのですが、担当者が太鼓判を押すほどの出来だったんです。そのことからも近代ホームさんの家づくりはしっかりしているんだと思いました。冬は床暖房の「弱」で過ごせましたし、夏場も外は暑いのに室内は涼しく快適。これから家を建てようとしている人は、一度近代ホームさんに相談してみることをおすすめしますよ。(神奈川県横浜市港南区/女性1人住まい)
妻の実家が赤レンガ造りで、お邪魔したときに惚れ込んでしまいました。いろいろな住宅メーカーのプレゼンテーションを受けたのですが、一番具体的な説明があったのが近代ホームさんでしたね。また質問にもすぐに答えてくれるところに安心感がありました。またスタッフさんの活き活きした感じが好印象。職人さんの意気込みも素晴らしく気持ちいいほどです。打合せのときに話していたパーツの要望にも応えてくれたのは嬉しかったですね。会社一丸となって家を建ててくれるのが近代ホームさんの良さだと思います。(神奈川県横浜市港南区/夫婦2人住まい)
「長持ちすることはもちろん、高断熱の家を建てられる点に惹かれて100年健康住宅(R)を選びました。実際に住んでみた感想は、予想以上の断熱性能です。熱を逃しにくいせいか、一日中、冷房をかけっぱなしにしていても電気代はかかりません(太陽光発電をつけています)。各部屋の温度がほぼ同じになるので、家を出るまで季節を感じなくなりました(苦笑)。冬場は、床暖房が快適です。よほど寒い日でない限り暖房を必要としません。想像していた以上に、快適に暮らすことができています。」
「以前、住んでいたマンションにも床暖房はついていましたが、その部屋しか暖かくなりませんでした。今の家は、家全体が暖かかくなるイメージです。ほかの部屋や浴室も暖かいので、気持ちよく過ごすことができています。家の専門家ではありませんが、断熱材などを丁寧に設置していただけたからかなと思っています。」
「基礎が強い点がポイントとなりこちらを選びました。とはいえ、何が起きるかわからないので念のためインスペクターを入れることに。担当者からは、太鼓判を押してもらうことができました。これから長く住むことになるので、安心して住める家を建てられて本当に良かったと思っています。」
「家に満足していることはもちろんですが、スタッフさんの対応にも満足しています。最も良かった点は、レスポンスが早いことです。伝えたイメージを専門家の視点からすぐに具体化してくれるので信頼できました。家を建てるのは大変な作業ですが、ストレスなく進められたと思います。」
創業者・松本 祐氏の本を1冊送ってもらえるようです。10冊以上の本を発行されているようなのですが、どれが届くのか、ある意味お楽しみという感じですね。
会社名 | 近代ホーム 株式会社 |
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住所 | 神奈川県横浜市港南区港南台4-21-17 |
施工エリア | ・東京都 ・神奈川県 |
住宅勉強会 の有無 |
住まいの勉強会「誰も教えてくれない欠陥住宅の恐怖」 |
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