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誰もが、家を建てる時に「住んでいて快適な家づくりをしたい」と考えるでしょう。近年は住んでいる家が原因で健康を損なう「シックハウス症候群」にかかる人が増加し、問題となっています。
そんな中で最近では、シックハウス症候群を引き起こす原因に配慮した、健康住宅と呼ばれる家づくりが注目されるようになりました。
健康住宅とは、いったいどのようなものなのでしょうか？失敗しないためにも、家づくりを進める前にしっかり勉強しておきたいところですね。
ここでは健康住宅にまつわるセミナーについて、開催している住宅メーカーと合わせてご紹介します。
健康住宅に特化したセミナーは少なく、見つけるのは難しいようです。しかし、当サイトで紹介している住宅メーカーのマツミハウジングと小林住宅工業では、定期的に健康住宅について勉強できるセミナーが開かれています。
アンビエックスでは、見学会をはじめ、健康住宅に関するセミナーを開催しています。事前予約制、各回定員5組までなので、じっくりと学ぶことができます。セミナーへの申し込みは公式サイトから受付ているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
わずか2時間で、家づくりの考え方が180度変わると言われるこのセミナー、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
マツミハウジングでは、毎週日曜日にセミナーが開かれています。会場は東京と横浜の2カ所です。「涼温な家」と呼ばれる健康住宅の住み心地を実際に体感できるモデルハウスで、「涼温な家」造りのノウハウを学べます。
定員は10名で予約制です。子どもが退屈しないように、おもちゃや絵本・DVDが用意されている部屋があるので、家族揃っての参加が可能です。セミナーの後は、希望すれば個別相談も可能なため、じっくり家づくりに対して質問することができます。
小林住宅工業では、月替ごとにテーマを変えて健康住宅セミナーが開かれています。3回1セットで「構造」「断熱」「内装」という家づくりに欠かせない3つの要素を勉強することができます。どの回から開始しても、構いません。
参加費は500円で、定員10名の完全予約制。キッズスペースもあり、子ども連れでも受講可能です。セミナーの講師は、木材の生産者や畳職人など、その道のプロフェッショナルの人達です。普段は聞けない貴重な話を聞くことができます。
健康住宅について勉強したい人や自然素材の家づくりについて知りたい人にはおすすめのセミナーです。
最近では、健康住宅に関する書籍も多く出版されています。「わざわざ予約してセミナーに行かなくても、本を読んで勉強すればよいのではないか？」このように考える人もいるでしょう。
確かに書籍で知識を得ることは大切ですが、後述するセミナーでは実際に健康住宅がどのようなものかを見て体感できるものであったりします。また、専門家の生の話が聞ける場であったりと、文章だけでは伝わらない部分を知ることができます。
家づくりは、人生の中で大きな買い物です。後悔しないよう、できるだけ多くの知識を入れて臨みましょう。
一口に健康住宅と言っても、特徴はさまざまです。高気密・高断熱の家にするのであれば、4外からのアレルゲンの侵入をブロックする効果が期待できます。室内の熱を逃さないため光熱費も抑えられ、室温が変わりにくいのでヒートショックと呼ばれる寒暖差による心臓などの急変のリスクも減らせるでしょう。
ただし、夏場の暑さ対策や湿気による結露対策が必要となるでしょう。
全館空調を導入するのであれば、室内にハウスダストやタバコの煙などの悪い空気がこもらずに、きれいな空気の中で生活できます。また、湿気がこもらないためカビの発生や結露も防げます。室温が一定に保たれるのでヒートショック対策にもよいでしょう。
一方で、一般的な家庭用のエアコンの設置と比較して、初期費用が高額になるのがデメリットであると考えられます。
このように、それぞれメリット・デメリットはあります。どのような家づくりをしたいのか、ご自身の悩みに合わせてビジョンをしっかり持つことが大切です。